日 付
 

2003/12/17

 朝7時30分起床、ホテルで朝食を食べる。

パンや卵、コーヒーやジュースをセルフで食べるバイキング形式だ。

ここぞとばかり、お皿からはみ出る位盛る部員達。

この日は前回と同様、キッテリーショッピングモールへ向かう日。

アメリカ遠征の楽しみの一つは、何といっても格安なお土産を買うことだ。

部員達はお目当てのバッシュやアパレルに期待を膨らませながら9時に出発した。

このキッテリーという場所は、ホテルから1時間ぐらいの所にある町全体に広がる、とてつもなく大きいショッピングモールだ。

バッシュや私服などお目当ての品も購入し、そろそろお腹が減った頃だ。

昼12時、昼食の時間。

アメリカ遠征2001のHPをご覧頂いている方はご存知だと思うが、

このキッテリーモールで起こった【バーガーキング事件】

⇒【バーガーキング事件の画像を観る!そして仰天する!】

何の因果か、もう一度この店に入ることになった。

同じ失敗は許されない。


レジに向かうと女性が対応した。


『ナンバーファイブ、ワン、プリーズ』シンプルが一番である。


『ペラペラペラペラドリンク?』と女性が私に向かって話す。


しかし、ここでも焦らない。最後にドリンクって言ったはずだ。


『ダイエットコーク、ワン、プリーズ』シンプルが一番である。


『ペラペラペラペラワンペラペラ』


しかし、ここでも焦らない。

どうせ『あなたの注文はドリンクが一つですよ』なんて言っているのだろう。


そして私の注文した通りの品がトレイに乗って出てきた。

部員達もこの事件を知っているのか、

『やりましたね〜』なんて声をかけてくれる。

たかがバーガーを注文するのにこの緊張感は何だ?っと思いつつ

『まぁ〜ね!』っと、 美味しくバーガーを食べた。

 買い物も終わり午後3時30分、キッテリーモールを出発。

一路NHTIに向かった。


本日は急遽、NHTIの部員と合同練習となった。 ロッカールームで練習着に着替え、体育館に向かう。

NHTIバスケットボール部のスタッフ・部員は暖かく私達を出迎えてくれた。

握手をする両チームの部員達。そして合同練習は始まった。

本場アメリカの雰囲気に飲まれ緊張する部員達。


声が出ない部員達。

3メンから始まり、シューティングドリル、そしてファーストブレイクの練習をして、最後にペアを組んでのシューティングで終了した。

練習最後に先方のスタッフが本日の練習について話す。これは万国共通だ。

ここで少し、NHTIの学ぶべきことを紹介したい。

もしかしたら、これが当たり前なのかもしれないが、少なくとも私は関心した(もし、日本でそれが普通であれば反省する)。


NHTIでは一つ一つの練習が終わると、新入生がバスケットボールをちゃんと整理して、また練習が始まると、それを取りに行き先輩に渡して再開する。

しかもこれが徹底されているのだ。だから体育館にボールが転がっているなんてことは一切ない。


『これ、Bチームでやろう』と心のメモ帳に書きとめた。

練習も終わり、夕食の時間、午後6時となった。

本日の晩御飯はNHTIのカフェテリア。

さすが大国のアメリカ、カフェテリアも全て食べ放題!

お肉や魚はもとより、パンから米、サラダ、スープにシチュー、そしてフリードリンク、極めつけは取り放題のアイスクリーム!

アイスクリームが大好物の小形は

『マジ、アイス大好き!アイス大好き!!』

とウキウキしていた。


村上も相当お腹が減ったのか、食き満々である(右写真)。

やはり学生にとっては【食べ放題】という響きが嬉しいのだろう。

食事も終わり、ホテルに帰る前、数人の部員がスーパーマーケットに寄る事になった。

このスーパーマーケット。チョット油断すると迷子になってしまうぐらいデカイ。


木宮監督が『何かレタスなんかを食べたいね』と野菜売り場に向かった。

すると、その野菜売り場の横に、なっ、なっ、何と!私の目的のロブスターが売っているではないか!

『敬信さん!ロブスターありましたよ』と興奮気味に海鮮売り場に向かう。

『Robster two please(ロブスターを2つ下さい)』と定員に話すと、

『OK〜。ペラペラペラペラクックペラペラ』とロブスターを私の目の前に差し出す。

『オッッッッッッッ〜!ロブスター!』

これぞ私が求めていたもの!早速、ボイル焼きにしてもらった。

ホテルに戻り、さっそく試食。部員達が群がる中、ロブスターを口に入れた。

『このロブスター〜!美味しい〜』

岡村風に声が出る。

すると、四方八方から部員達の手が伸びる。あっという間にハサミだけになってしまったロブスターだった。

ロブスターに満足し、そろそろ就寝の時間。部屋に戻ってベットに入った。

ロブスター盗難事件へジャンプ!

しかし!

また、小泉君が寝ないのである。

『テレビ観てもいいですか〜。音量小さくするんで。』

と申し訳なさそうに電源をオンにする。

『いいよ・・・。別に・・・。でも、英語だよ』と話すと、

『英語ですよね〜。やっぱり!難しいですかね〜と超〜笑顔で応える。

『そら、そうだよ・・・』と心で呟きながら、ベットに潜り込んだ。

 

 

←前の日      次の日→