キトルス祭とは
キトルスとはラテン語で「橘」のことを指します。
常葉学園創立者 木宮泰彦先生は「万葉集」に見える聖武天皇御製
橘は実さえ花さえその葉さえ枝に霜ふれどいや常葉の樹
に因み学園を「常葉」と名づけ、その理想の姿を橘の瑞木に託されました。
霜雪に耐えて常に青々とした葉を繁らせ、純白で香り高い花を咲かせ、
豊かな黄金の実を結ぶ橘こそ、常葉学園の教育理念の象徴なのです。
これこそが今年26回を迎えたキトルス祭の由来であります。
今後も今まで以上にキトルス祭が盛大に行われる事を願い、
ここに常葉大学浜松キャンパス第26回キトルス祭を開催させて頂きます。
開催日時
2013年11月 9日(土)10:00~
11月10日(日) 9:40~19:50
会場
常葉大学浜松キャンパス(アクセス)
運営団体
常葉大学浜松キャンパスキトルス祭実行委員会
委員長あいさつ
みなさんこんにちは。今年度から浜松大学から常葉大学浜松キャンパスへと名前がかわり、
常葉大学浜松キャンパスとしては初めてになる、26回目の大学祭「キトルス祭」を開催することができました。
これは、準備段階から一緒にやってきたスタッフ、協力をいただいている企業様、教職員と学生の皆さん地域
住民の方々など多くの方がいたからこそ成し得るものです。皆様には感謝申し上げます。
また、会場にお越しになられたお客様にも感謝いたします。
今回の大学祭は常葉大学浜松キャンパスとして行われる初めての大学祭です。
アーティストによるライブ、フリーマーケット、ミスコン、模擬店など多くのイベント・催し物に加え
今年は来場者の方にもご協力いただく「モザイクアート」なども行います。
ぜひ、お楽しみください。
テーマ「仁」
今年のキトルス祭のテーマは、「仁」です。
この言葉には、「思いやり」という意味があります。
私もそうですが誰でも自分のことで頭がいっぱいになってしまったり、
忙しかったりすると家族や友人、仲間など自分以外の人に対する思いやりや感謝の気持ちを忘れてしまう
ことがあります。
また、普段から思いやりや人とのつながりについて意識して生活している人は少ないのではないでしょうか。
私自身人に頼ることが苦手で、全部自分でなんとかすればいい、迷惑をかけたくない、という気持ちが強く、
今まで思いやりや人とのつながりの大切さをしっかりと考えたことがありませんでした。
しかし、大学1年生のときからキトルス祭実行委員を続けてきて、色々と協力してくださる先生方、
私たちの要望をしっかり聴いてくださる企業様方、いつも力強く支えてくださる先輩方、家族、友人たち、
しっかりしないと、と思わせてくれる後輩の存在の大切さを知りました。
私はこんなにもたくさんの方々に支えられ、こんなにもたくさんのつながりがあるのだと。
普段はなかなか感じたり、考えたりすることはないのかもしれません。しかし私はとても大切なものだと思います。
だから、このキトルス祭を通して、思いやりや感謝の気持ち、人とのつながりの大切さを改めて感じ、
考えてみようと思うきっかけをつくることができたら嬉しく思います。
第26回キトルス祭実行委員長
児玉 麻未子