俺の荷物は何処へ?! 村上 大輔!激怒り!

Ramblers Photo!12月16日 AM5:00(日本時間)

アメリカ遠征出発の日である。待ちに待ったこの遠征に部員達は意気揚々としている。このミカンをくわえている人物こそ、今回の遠征のキーマンであり、また犠牲者でもある村上大輔(キャプテン)である。アメリカ遠征2001にも参加した彼は、この渡米は2回目。右の写真を観て頂くと一目瞭然だが、さすがに慣れていることもあり、皮を剥いていないミカンをくわえ、ギャクをかます余裕さえ見受けられる。
しかし、この時点では彼はまだ知らない。これから起こる怒りの体験を・・・。そして悲しいできごとを・・・。

Ramblers Photo!12月16日 AM6:00(日本時間)

浜松大学を出発し、高速道路サービスエリアで休憩をとる羊達。出発時間が早いということもあり、村上大輔はここで朝食をとる。ここでもカメラに向かって、ヘンテコリンな顔をしてギャグをかましている彼。
どこまでも私の期待に応えてくれる優しい人柄である。

Ramblers Photo!12月16日 AM6:40(日本時間)

名古屋空港に到着。荷物を降ろす部員を横目にまたまた逆をかます村上大輔。バス横にある荷物を傍に置き『行くぞ!USA!』なんて気合を入れている彼だが、この時点でも近い未来に起こる悲しい出来事をしらない。

Ramblers Photo!12月16日 PM1:30(米国時間)

12時間のフライトを終え、名古屋空港からデトロイト空港に到着した村上大輔!アメリカの国旗をバックに、中川敢雄と一緒に写真撮影。
デトロイト空港からボストン空港までのフライトは3時間。後に恐怖を知る彼の顔は何故か怒っている。

Ramblers Photo!12月16日 PM3:00(米国時間)

メーデイ!メーデイ!事件発生!
ボストン空港で次々ながれるラゲージだが、彼の荷物だけが流れてこない。自分の荷物が流れてくることを信じている彼はカメラに向かって余裕のピース。
しかし、この10分後、開店前の回転寿司屋の如く、ラゲージはなくなった。部員達が心配し始めると、彼の顔が強張ってきた。
どうする?村上大輔!

Ramblers Photo!12月16日 PM4:50(米国時間)

荷物管理室に向かう村上と、彼を心配する部員達(写真左は鈴木勇太。写真から少しにやけている表情が分かる)。
『次の便で荷物は届きます』という米国職員の説明を信じ、1時間まった羊達だが、次の便でも残念ながら届かない。思わず、口を押さえる村上。ラゲージの特徴を伝え、Hotelに向かうことになった彼。
頑張れ!村上大輔!

 

12月16日 PM7:30(米国時間)

ホテルに到着。数時間待ったが、残念ながらこの日ラゲージは届かなかった。写真右下が村上大輔。 この後、ラゲージがホテルに届くことはなかった。 5日後の12月21日、ボストンのホテルで、彼の荷物が届いたと連絡あり。急いでロビーに向かった村上大輔。カウンターで『Please show me my luggage!』と話す。そして奥から出てきた荷物を確認して一言。

『これ・・・僕の荷物と違う・・・。。。』
そう、何と違う人のラゲージが届いていた・・・。

12月24日 PM7:30(日本時間)

名古屋空港から浜松大学の帰路。バスの中でラゲージの話題になるやいなや、顔を強張らせ怒りの表情を見せた村上大輔(中川も同感)。帰国のフライトではビジネスクラスの席を用意された彼だが、怒りはおさまらない。

村上大輔からの一言 『皆さん、保険には必ず加入しましょう』

⇒怒りの村上のコメントをムービーで観る!そして同情する!