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アメリカ遠征出発の日である。待ちに待ったこの遠征に部員達は意気揚々としている。このミカンをくわえている人物こそ、今回の遠征のキーマンであり、また犠牲者でもある村上大輔(キャプテン)である。アメリカ遠征2001にも参加した彼は、この渡米は2回目。右の写真を観て頂くと一目瞭然だが、さすがに慣れていることもあり、皮を剥いていないミカンをくわえ、ギャクをかます余裕さえ見受けられる。 |
浜松大学を出発し、高速道路サービスエリアで休憩をとる羊達。出発時間が早いということもあり、村上大輔はここで朝食をとる。ここでもカメラに向かって、ヘンテコリンな顔をしてギャグをかましている彼。 |
名古屋空港に到着。荷物を降ろす部員を横目にまたまた逆をかます村上大輔。バス横にある荷物を傍に置き『行くぞ!USA!』なんて気合を入れている彼だが、この時点でも近い未来に起こる悲しい出来事をしらない。 |
12時間のフライトを終え、名古屋空港からデトロイト空港に到着した村上大輔!アメリカの国旗をバックに、中川敢雄と一緒に写真撮影。 |
メーデイ!メーデイ!事件発生! |
荷物管理室に向かう村上と、彼を心配する部員達(写真左は鈴木勇太。写真から少しにやけている表情が分かる)。
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ホテルに到着。数時間待ったが、残念ながらこの日ラゲージは届かなかった。写真右下が村上大輔。 この後、ラゲージがホテルに届くことはなかった。 5日後の12月21日、ボストンのホテルで、彼の荷物が届いたと連絡あり。急いでロビーに向かった村上大輔。カウンターで『Please show me my luggage!』と話す。そして奥から出てきた荷物を確認して一言。 『これ・・・僕の荷物と違う・・・。。。』 |
名古屋空港から浜松大学の帰路。バスの中でラゲージの話題になるやいなや、顔を強張らせ怒りの表情を見せた村上大輔(中川も同感)。帰国のフライトではビジネスクラスの席を用意された彼だが、怒りはおさまらない。 村上大輔からの一言 『皆さん、保険には必ず加入しましょう』 |