2005/11/04

東海1部の洗礼・・・。Gが大敗

 先週、2部昇格を果たしたランブラーズG。試合終了後、木宮監督は「今日1日は2部昇格を満足しよう。だけど、明日からは1部昇格を目指す。それは、今まで以上に険しい道だが、きっと出来るはず」と話した。そして今回の静岡県リーグ(女子)。来年から2部に昇格するランブラーズGにとって、東海リーグ1部に所属する静岡大学にどれほどプレーが通用するのかを理解するうえでも、とても重要な試合だったということは言うまでもない。春季トーナメントでは54対86で敗退しているが、今回のリーグでも残念ながら51対85で大敗をきし、1部の洗礼を受けた。
 アシスタントコーチとして気になる点を2つほど・・・。
★まず、1つ目!ターンオーバーだ。横に座るきむコこと木村コーチが『ミート!』と連呼するように、静岡大学の強いプレッシャーのため、ミートでボールを貰うことができない。ボールマンから遠ざかってもらってしまうので、そのままターンオーバーという結果となっている。また、バックコートからフトントコートまでのミスで相手に簡単にレイアップを許しているケースが多々あった。そして、一番悪い癖は、パスをするプレーヤーが両手でボールを大きく掲げてしまっている。これでは、ドライブは選択肢になく(もちろん、シュートもないが)、重心の安定も悪いので、ディフェンダーにより簡単にディフェンスをされてしまいパスカットされてしまう。最終的な結論はフットワークに起因するかもしれなが。
★2つ目!リバウンド!木宮監督が試合終了後、『3部では身長が高い分、勝てた試合があるが、来年からは同じ身長の選手がぞろぞろプレーしている。今日のような(東海1部の)静岡大学のように身長も体もあるプレーヤーにはより意識したボックスアウトが必要』と話した。まさにその通り。私が気になるランブラーズGの悪い癖は相手がシュートを打った後にゴールを凝視してしまうことにある。今回の静岡県大会でも何本もオフェンスリバウンドを取られたケースがあった。多くのプレーヤー(新入生が多いが)がボールを見てしまう悪い習慣がついている。
これからまた長いリーグ戦が始まるが、上記の点にぜひ、注目したい。
★Photo(左上):ドライブからのジャンプシュート放つ伊熊