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2005/09/20

岐阜大に勝利！が、煮え切らない理由は・・・

　第76回東海学生バスケットボールリーグ戦(男子1部)、岐阜大学と対戦した浜松大学は86対63で勝利した。
　この日、スターティングメンバーを代え、鈴木勇太→山田光、ジョッシュ→胡同奎でスタート。第１Ｑ、岐阜大学のドライブからのジャンプショットで、リズムをつかむことができないランブラーズ。岐阜大の速い展開で最大9点差をつけられる。第2Ｑに入り、強いプレッシャーとリバウンドを制した浜松大学が岐阜大を6点に抑える。オフェンスでは連続３本の3ポイントを決める山田光がリズムを作り、39対26で逆転に成功。第3Ｑ、浜松大学220cmのセンター：ジョッシュが爆発、オフェンスリバウンドを?ぎ取ると8得点をあげ、一気に30点差をつけゲームを決定付ける。しかし、第4Ｑに入り岐阜大⑤が逆に爆発。このクオーターだけで⑤だけに18点を挙げられる。最終的に86対62で勝利したが、何とも煮え切らないゲームとなった。
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　初めに、スタッツ分析から今回の試合の感想は、全て【のように感じた】【と思う】という表現をあえて使わせてもらいたい。
　常葉学園大学を66対60で破っている岐阜大学。他大学に負けないポテンシャルを持ったチームで、決して楽に勝たせてくれる大学ではなかった。決して最後まで諦めない金沢大学のような素晴らしいチームのように感じた。
　その岐阜大と対戦した浜松大学だが、スタッツだけで考察すると、浜松大学の数値は平均以上で、3ポイントにいたっては岐阜大学を0％に抑えているので、これといってスタッツからは問題点が見出せることはできない(しいて述べるのであれば、12ターンオーバーであるが)。煮え切らない感を与えたのは、第1Ｑ：20点＆第4Ｑ：28点の失点の多さのような気がする(第2Ｑは6点、第3Ｑは9点と浜松大学は良いディフェンスを展開している)。特に、最終クオーターでは岐阜大⑤に18点を取られてしまっている。やはり第3Ｑ：64対35→第4Ｑ：86対63となると、やられた感が残ってしまう。
　また、第1Ｑに岐阜大④のトップオブザキーからの速いペネトレーションで簡単にレイアップされている。愛知大学戦でも中京大学戦でも何度も言うように、マンツーマンオフェンスにおいて、能力が高い選手に対するトップの位置からのペネトレーションをヘルプすることは絶対に不可能である(ゾーンディフェンスは別であるが)。
　この簡単なレイアップと、最終クオーターの追い上げが、煮え切らない試合を展開したように思える。
　男子1部リーグ１巡目は残り２試合。愛知学泉大学と常葉学園大学との戦いが残るランブラーズに期待する！
★Photo(左上)：2年続けて入替え戦が確定したランブラーズGを支える山本愛キャプテン