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2005/09/12

東海リーグ開幕！愛大に勝利

　平成17年9月10日(土)、第75回東海学生バスケットボールリーグ戦(男子1部)が開幕、第1戦目に愛知大学と対戦したランブラーズは95対68で勝利、重要な1戦目を物にしたが、勝利とは裏腹に青木コーチは選手達にまだまだできると渇を入れ、期待を寄せた。
　全国大会であるインカレをかけたこの東海リーグ。枠は三校と第3位入賞が必須。2年前は愛知大学に惜しくも得失点でインカレ枠を奪われた経験があり、この重要な一戦はどうしても落とすことができない戦いだった。
　ランブラーズの要である小形俊介が怪我でインジャーリスト入りしたこの試合。前半第1Q、高村とジョッシュのインサイドで得点を重ねる。対する愛知大学はミドルのドライブから⑯番がショットを決め30対19で終了。第2Qに入り、控えの山田・小野がドライブで得点、また胡同奎が3ポイントを沈め一気に突き放す。しかし、後半に入り浜松大学のアウトサイドシュートが決まらず得点差を広げることが出来ない。対する愛知大学は速攻からの得点をかさねる。しかし、高さで圧倒するランブラーズが愛知大学の追撃をかわし95対68で勝利、初戦を物にした。試合終了後、青木コーチは�得点差の問題じゃない。20点だろうが30がんだろうが、得点を考えずにもっともっとディフェンスできるはず�と大事なリーグ戦で選手に渇を入れ、勝って兜の緒を締めた。

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　スタッツからの見解では、ディフェンスのプレッシャーの意識は春と比べものにならないほど高まっている(スティール数の増加：一試合平均6～7の浜松大学のスティール数に対し、今試合は14本。これはボールマン以外の所でのプレッシャーが強いことに起因している可能性がある)。しかし、この試合に関しては14.3％という3ポイントシュートの確率の低さ(特に第3Qは、13本打って1本)がオフェンスリズムを作り出せない原因の一つに感じた。リズム良くノーマークを作っているのだが、最後の最後にボールがネットを潜らない。これはコートにいるプレーヤーにもベンチにとっても辛い時間である。
　あとディフェンス面に関しては、試合中に青木コーチも数名のプレーヤーに指示をしていたように、プレッシャーをあまりにかけすぎてドライブをされてしまうケース。ボールマンに強いプレッシャーをかけることは必須事項だが、自分の脚力とオフェンスのスピードを評価し間違え、そこを縦に一直線に抜かれる(時にトップオブザキー付近からの縦カット)ことは陣形を崩されることになり、スキップパスでショットを打たれるケースはとても良くない(NBAでいう【キック＆パス】)。このことは四年前にランブラーズに所属していたアンソニー選手がよく言っていた【カミカゼ・ディフェンス(精神面のみでのディフェンスで自爆する意味)】と似ている。
　来週は春の王者：中京大学、そして女子部：ランブラーズGの入替戦も始まる浜松大学。ランブラーズの活躍をぜひ、期待したい。
★Photo(左上)：愛知大学に勝利し、貴重な1勝をしたランブラーズ。今季、成長が著しい山田光