浜松大学ソフトテニス部
平成23年度秋季キトルス杯ソフトテニス大会(第10回)―高校男子個人戦
平成23年10月23日(日)
浜松大学テニスコート

浜松大学ソフトテニス部が主催する大会です。
これまで中学生の大会として実施してきていましたが、今回から高校生の部も設けました。

9月19日に行った中学生の部で上位に入った選手も出場し、14校48ペアで開催。
開会式では、選手を代表し芥田学園高校の川合良樹主将が選手宣誓を行いました。

決勝トーナメント、左側の山では、第1シードに入った下田高校の須田・鈴木ペアが、
2回戦で小嶋・吉見ペア(豊川)に苦戦、G0-3まで追い込まれながら、
そこから粘りを見せてファイナルで辛くも勝利。
さらに3回戦、準決勝と同じく豊川高校との対戦が続く組み合わせとなりましたが、
ことごとく退け、決勝に駒を進めました。

右側の山では、中学生の健闘が光りました。
先のキトルス杯中学男子個人戦でベスト8に入った逢妻中学の石川・永田ペアが、
高校生の中でも奮闘して3回戦進出、ベスト8に入りました。
その石川・永田ペアに高校生の意地を見せた福島・村越ペア(静清)は、
準決勝で太田・市野瀬ペア(豊川)に打ち勝ち、決勝へ。

豊川高校は出場した4ペアがすべて予選リーグ1位でトーナメントに進出し、
牧野・平野ペアと太田・市野瀬ペアがベスト4に入る健闘を見せました。

決勝戦は、静岡県勢同士の対戦。
須田・鈴木ペア(下田)がいきなり8ポイントを連取し、3ゲーム目もデュースをものにして
G3-0として一気に決めるかと思われましたが、福島・村越ペア(静清)が2ゲームを挽回、
しかし、最後は須田・鈴木ペアがサービスゲームをきっちりキープしてG4-2、
初優勝を飾りました。

全試合結果(PDFファイル)

試合結果(個人戦)

【優勝】 【準優勝】 【第3位】
須田・鈴木ペア
(下田)
福島・村越ペア
(静清)
牧野・平野ペア
(豊川)
太田・市野瀬ペア
(豊川)


【準々決勝】

S/R 1G 2G 3G 4G 5G スコア
須田・鈴木(下田) S 4 4 4 5 6 4
山本・岩口(豊川) R 1 1 2 7 4 1
◆戦評
 全体的にラリー数が少なく単発的な試合だった。途中、下田にミスが多く見られ、豊川
優勢になったと思ったが、須田選手の安定したストローク、高い打点からの強いボールと
鈴木選手の確実でコースがしっかりしているボレーとスマッシュが冴えた。須田選手は
ロブをほとんど使わずどのボールも強気で打ち込んでいた。そのボールに山本選手が打ち
負けてあがってきたチャンスボールを鈴木選手が確実にスマッシュで決めていた。
(竹内依望)

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G 7G スコア
井上・渡會(常滑) S 2 4 0 4 2 4 3 3
牧野・平野(豊川) R 4 2 4 2 4 0 7 4
◆戦評
 両ペアとも後衛がいい球を打っていた。常滑は、前衛が少し目立たなかったと思う。
ゲームはミスをどれだけ少なくするかが勝負となった。後衛主導の試合で、前衛の駆け
引きが弱かったように思う。(菅井政貴)

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G 7G スコア
河端・鈴木(星陵) S 2 4 4 4 2 4 4 3
太田・市野瀬(豊川) R 4 1 1 6 4 1 7 4
◆戦評
 前半は比較的星陵ペースだったが、その中でも豊川はミスを最小限に抑えて、後半から
ゲームの流れをつかむことができたと思う。どちらも後衛力が際立っていた。逆に、前衛の
かかわりが全体的に少なかったと思う。(榎島康成)

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G スコア
石川・永田(逢妻中学校) R 5 1 1 4 0 6 2
福島・村越(静清) S 3 4 4 1 4 8 4


【準決勝】

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G スコア
須田・鈴木(下田) S 2 5 4 3 5 4 4
牧野・平野(豊川) R 4 3 0 5 3 2 2
◆戦評
 前衛の駆け引きがすごい試合だった。後衛の2人はとてもやりにくいと思う中でよく打って
いたと思う。とても見ごたえのある内容で、見ていて面白い試合だった。(菅井政貴)

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G スコア
太田・市野瀬(豊川) S 1 4 2 4 4 2 2
福島・村越(静清) R 4 1 4 6 1 4 4
◆戦評
 序盤は豊川の簡単なミスが目立っていた。中盤からは流れをつかみ始めたが、静清が
最初からのいいリズムを崩さず、そのままの流れで押し切った。(榎島康成)


【決勝】

S/R 1G 2G 3G 4G 5G 6G スコア
須田・鈴木(下田) R 4 4 5 3 2 4 4
福島・村越(静清) S 0 0 3 5 4 1 2
◆戦評
 お互いの後衛の力が拮抗していたの、どれだけ前衛がポイントに絡んでいけるかが重要
だと感じた。ゲーム展開をしっかりと作る中で、鈴木選手の個人技や読んで決めるポイント
が光っていた。最初は単発で試合が進んでいたが、福島選手がしっかりと立ち直って打ち
込めるようになって良いゲームになった。最初からこのプレーができていれば、もっと面白い
ゲームになったと思う。(小林健太)

スタッフ
浜松大学ソフトテニス部の部員たちが大会を運営しました。
高校生の試合を見ていると、自分たちも打ちたくなってウズウズしていたようです。

ソフトテニス競技人口の現状は、中学→高校→大学となるにつれて減少していきますが、
少しでも多くの選手が続けられたらと思います。
やりたくても環境がなくてできないというのはもったいない。
浜松大学は実績はまだまだですが、テニスが好きなメンバーが集まっています。
インターハイ出場者から大学からはじめた初心者まで、男女一緒に活動しています。

ソフトテニスが好きで、高校を卒業してからも続けたいという人、浜松大学に来ませんか!
 Copyright (C) Hamamatsu University Soft Tennis Club. All Rights Reserved.