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平成20年9月21日(日)
浜松大学テニスコート
前日の団体戦に引き続き、今日は中学生男子の個人戦です。
台風一過で一安心と思っていた天気が、朝からどんより黒い雲。
7時頃からは雨も降り始め、コートにも水溜りができる状態になってしまいました。
天気予報では、夕方までは曇り空、降水量は0mmだったのですが、
かなり激しく降っています。
6時前の時点でとりあえず雨が降っていなかったため、「開催」の判断をしたのですが、
かなり心配になってきました。
が、8時過ぎから少し西の空の雲が明るくなってきて、
徐々に雨脚も弱まってきました。
しかも、「池」のように成長していたコートの水溜りも、みるみる干上がっていきます。
普段練習をしているコートですが、改めて、水はけのよさに驚きました。
恵まれているんだなぁ。
これで、照明がついていたら最高なんですけどね(笑)。
さて、なんとか大会は開催の運びとなり、
途中また雨がぱらつくときもありつつ、全試合を終えることができました。
今大会は、トーナメントとフィードイン・コンソレーションという方式で行いました。
硬式テニスの大会などではよく行われている方式だそうですが、
ソフトテニスの大会では珍しいんじゃないかと思います。
敗者復活のようなものですが、1回戦負けだけでなく、2回戦でも3回戦でも、
どの段階で負けても、コンソレーションに移行するというシステムです。
さらに、トーナメントの上位で敗れた選手は、
コンソレーションの途中から入っていくというもので、
コンソレーションの中でそれなりのアドバンテージを握ることになります。
これは、トーナメントだけではドロー運の要素が強く、
その影響を緩和するための配慮です。
「1回戦で優勝した相手に負けた〜。反対のブロックだったら、決勝まで行ったのに!」
とかいうことはよくある(笑)と思いますが、そうした選手に再度チャンスを与えるものです。
天候の関係もあり、7ゲームで行う予定だったところも5ゲームに変更したりしたのですが、
今回の取り組みはなかなか好評だったようです。
主催者としても、「自分たちが出場するならこういう大会があればいいな!」
と考えながら企画しているので、嬉しく思いました。
試合内容も、浜松、静岡県西部地域、愛知県、岐阜県から48ペアの参加があり、
とても盛り上がりました。
決勝戦は、野末・波多野ペア(麁玉中学校)と嶋野・馬場ペア(湖東中学校)の対戦。
前日の団体戦でも、決勝戦は麁玉中と湖東中だったのですが、
そのときにはオーダー順が異なり、対戦していませんでした。
それぞれの学校の大将として、互いに譲れない試合だったでしょう。
結果的には、野末・波多野ペアが4-1で嶋野・馬場ペアを下し、
前日の団体戦との2冠を制しました。
スタッフも2日間お疲れ様でした!

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