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C A T S Citrus Athletic Training Staff

日本赤十字社救急法救急員養成講習会

811日〜13日に日本赤十字社救急法救急員養成講習会が行われました。先生を含め28名が参加しました。

アスレティックトレーナーはスポーツ現場において、特に生命に関わるような状況になった場合には、迅速な救命処置等の対応が求められます。正しい救急法の知識と技術を得るために、皆さんとても真剣に受講していました。

1日目は、一次救命処置について学びました。心肺蘇生法やAEDを用いた実技を行いました。高校の時や大学の授業等で、みなさん過去に一度は経験しているだけあって、とても慣れた手つきで行えていました。

2日目は、けがに対する応急処置法を学びました。止血法、三角巾を用いた包帯、骨折時の固定方法、搬送等の実技を行いました。

 <止血の方法>

   
傷口を直接押さえる「直接圧迫止血」
  
  血液の流れを止めて止血する「間接圧迫止血」

<包帯>


「本結び」といわれる基本の結び方に悪戦苦闘

 
額・頭の周囲                       胸


 

<固定方法>

                   鎖骨の骨折                          足首の捻挫


                       下腿の骨(脛骨・腓骨) 

<搬送>


1年生から4年生の男性陣大活躍!リーダー役は1年生の高木さん

3日目は総合実技演習とテストでした。総合実技演習では先生が傷病者役になり、3日間で勉強してきたことをどれだけ活かせられるかを、グループに分かれて、「ハイキング中に倒れている人が居る」を想定した救急シミュレーションを行いました。

最後に実技と筆記のテストが行われました。皆、朝からテキストを見て勉強していましたが、手ごたえはあったのでしょうか? 結果はすぐには分からず、1ヶ月後くらいに合格通知が届き、合格した人には「赤十字救急法救急員」の認定証が届くそうです。今回の受講者は28名、いったい何名が合格しているのでしょうか。全員認定証をもらえるといいですよね・・・(*^^*

日本赤十字社の指導員の方々、3日間ご指導いただきまして大変ありがとうございました。この講習会で私たちが得られた知識や技術が、今後実際に起こった場面で活用出来なければ学んだ意味がありません。緊急事態時に周囲の人へ大声で声をかけたり、適切で迅速な応急処置を行おうとする心構えを常に持つことが大切だと思います。今後、もしその現場に居合わせたら勇気を出して行動したいと思います。

P.S
831日に合格通知が届きました。結果は受講者28名全員合格でした。全員認定証をもらうことが出来てよかったです。
 

 2 竹内依望)


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