本文へスキップ
C A T S Citrus Athletic Training Staff

5.測定と評価

スポーツ傷害の予防や応急処置、または外傷発生から競技に戻るためのアスレティックリハビリテーションそして、コンディショニングなど競技者の状態を的確に把握するためのプロセスを指す。

測定評価データを収集するだけが目的ではなく、測定と評価につづくケアやトレーニングなどを検討する上で役立てるものである。得られたデータから、競技者の問題点がどこに存在するのかを医学的な視点とスポーツ科学的な視点の両サイドから検討しなければならない。測定と評価は一度だけ行うのではなく、測定の結果として立案したケアやトレーニングが本当に効果をもたらしているか、またはどの程度の効果を得ることにつながったかを判断するためにも適時繰り返し行う必要がある。

アスレティックトレーナーが行う主な基本的検査測定手技は、1)姿勢・身体アライメント・筋委縮の観察、2)関節可動域検査、3)筋力・筋持久力検査、4)全身持久性検査、5)運動機能の敏捷性・協調性検査、6)身体組成の検査である。これらに加え総合的な体力測定や実際のスポーツ動作の観察と分析を行う。

(参考図書)
 日本体育協会 公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト@

浜松大学ATサークル

〒431-2102
静岡県浜松市北区都田町1230
TEL 053-428-3511
FAX 053-428-2900