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C A T S Citrus Athletic Training Staff

2.救急処置

アスレティックトレーナーは障害が発生した時点で最もその現場に近いところにいる。このため、的確な救急処置を迅速に行えるように常に準備しておかなければならない。

外傷・障害の受傷直後の応急処置としては、RICE処置をいかに適切に行われたかで、患部の痛みや腫れなどの炎症状況の程度などが変わってくる。

スポーツ現場ではスポーツ外傷・障害のみならず、熱中症や過換気症候群(過呼吸)などの内科的疾患に対する救急処置に関しても対応できなければならない。

また、救急処置の中で特に生命に関わる呼吸循環機能の停止をきたすような緊急の状態では、その場に居合わせた人が救命処置を施さなければならない。そのためにも、心マッサージや人工呼吸などの救命処置、いわゆる心肺蘇生法(cardiopulmonary resuscitationをいつでも迅速かつ正確に行えるようにしておかなければならない。

(参考図書)
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